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            この間、お茶のこの実家で法事がございまして、その時に起こった話でございます。 
            ウチの実家はムチャクチャ狭いので、法事の食事は、いつも近くの料亭ですることになっております。 
              
            で、帰り際に親戚の皆様に「粗供養」をお配りするワケでございますが、これが大きなダンボール数箱分という、歩いて運ぶには大変な量でございますので、お義父さんに車で料亭まで運んでもらう事にいたしました。 
              
            ところが、です。 
            先にトコトコ歩いて料亭へ行き、店の女将さんに挨拶した後、 
            「もうそろそろお義父さん達が来るかな〜」 
            と、夏の直射日光を浴びながら、車の到着を待っていたワタクシ。 
             
            んが、しかし。 
            いっくら待っても、車の来る気配がございません。 
            炎天下で、マックスに熱を帯びる喪服。 
            「早く来て…燃えるっちゅーねん…」 
            とお茶のこが哀願しているまさにその時、お義父さんの車の中では… 
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            「バックで走れば『一方通行』でも問題ない!」 
            と言い張る義父を、ふたりが必死で 
            「それは、車の向きが『一定方向』なだけやん!」 
            と、説得していたそーな…。 | 
          
          
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