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夜、ウォーキングしに行こうと玄関を出ると、キャバリア犬がたった一匹でウロウロしていました。
「飼い主さん、どこやろ?」と思ってあたりを見回したのですが、それらしい人は誰もおりません。
「このまま放っておいて、もし車にでも轢かれたら大変やん」
「こーいう場合は、警察に連れて行った方がいいのかなあ?」
と、ふたりで「どないしょ〜」と話し合っておりますと… |
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遠くの方で「あさぞう〜」と呼ぶ声がした途端、犬はウンコを残して、声のする方へ走り出し、そのまま去っていったではありませんか。
その様子を見たお茶のこ達は、
「名前を呼ぶ声、ご年配の人っぽかったな〜。飼い主さん、歩けへんからやむを得ず、『あさぞう』をひとりで散歩させていたんちゃう?」
…と結論づけ、近くの公園へとウォーキングに行きました。
すると…。
なんと!!
公園の芝生の上を、「あさぞう」が走り回っているではありませんか!!
しかも、飼い主さん足腰ピンピン・元気そうやし〜!!
「こいつ、公園を抜け出して、ウンチするためにウチまで来たのか…」
と、衝撃を受けたワタクシ達。
んが、しかし。
それよりも、はるかに衝撃的だった事実。それは… |
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| 「あさぞう」の本名、「キャバ譲」なの〜!? |
予想外のどエライ名前に、
「そんな名前つけられたら、そりゃあヒトん家でウンコもしたくなるやろし、『あさぞう』の掛け声に、付いていきたくもなるわな…」
と、心の中でつぶやいたワタクシ達でございました。 |
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