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「夫婦喧嘩は犬も食わない」 と申しますが、お茶のこの場合、「無理やり食わされる(!?)」 場合が多いです。 
この間も、お義母さんがカンカンになって、お義父さんをこっ酷く叱り付けておりました。 
  
お義母さまの雷に当たらぬよう、二人から適度な距離を取りつつ (←とばっちりを受ける事が多いので…)
お茶のこは、 
「まあ、確かにお義父さんの不注意が悪いんやけど、お義母さんも、何もそこまで怒らなくてもいいのになぁ…」 
と、心の中で思っておりました。 
  
すると。 
突然お義母さまがクルッとこちらを振り返り、こうおっしゃるではございませぬか…!! 
  
「お茶のこさんも、私のいう事が正しいと思うでしょ!? お父さんが悪いわよね!!」 
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うぎゃ〜っ!!  
こっちに話をふってきたナリよ〜!! 
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「そうですね!」 と言ったら、お義父さんが可哀想だし…。んでも、 
「そうですか?」 なんて言ったら、お義母さまに殺されるやん…。 
  
あああ、どうしたらエエんや〜!????? 
  
「まな板の上の鯉」状態とは、まさしく、このこと!! 
「ここは、『笑って逃げる』しかないぜっ」 
そう思ったお茶のこは、へらへら〜と、顔に笑いを浮かべました。 
  
が、しかし。 
義母の方が、一枚上手でございます。怒りをさらに上乗せした声で、もう一度聞いてこられたではありませぬか。 
「お父さんが悪いわよねっ!!」 
  
「アッカーン。このままでは、ワタクシも雷を落とされるナリ〜!!!」 
そこでお茶のこは、思い切って言いました…!! 
  
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どっちつかずなワタクシ。 
「コウモリ女」と呼んでくれい〜。 | 
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