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あまりの暑さにクーラーをかけようと、窓を閉めた途端、おめんさんがおならをプーッとしました。 
  
「んもう、なんで窓を閉めた途端、わざわざおならをするのさ〜。 | 
| 密室でオナラすると、『毒ガス部屋』になるやん!」 | 
  
お茶のこが訴えると、おめんさんが自信満々で言いました。 
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| 「大丈夫。肛門さま付近が熱くなかったから、今のオナラは、クサくないのじゃ〜!!」 | 
  
「ええーっ、なんじゃ、ソリャ〜ッ!?」 
  
驚くお茶のこに、おなら博士(!?) のおめんさんが、こう断言!! 
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 「おならをした時に肛門さまが熱かったら、おならは臭いねん。で、熱くなかったら、そのおならは臭くないねん!」 
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えーっ、今まで知らんかった〜!! 
(というか、気付かなかった〜!!) | 
  
「そう言えば、おならの時に肛門さまを意識したコト、今までの人生になかったなぁ…
(しみじみ)」 
  
お茶のこが、なぜか感慨深い想いに浸っていると(←なぜ浸ったのか、今でも分からない…)、おめんさんが、さらにスゴイ技を披露するではありませんか!! 
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うそーっ、おならを自由自在に操操っとる〜!! 
「おなら博士」、恐るべしっ!! | 
  
ソプラノおなら、バリトンおなら、スタッカートおなら、フォルテッシモおなら!!  
次々に繰り広げられる「おならイリュージョン」に、お茶のこは大興奮!! 
窓が閉まっているのをいいことに、「ブラボーッ! ワンダホー!」 と、大歓声をあげました。 
  
が、しかし…!! 
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| 片っぽの窓が、全開していた…。 | 
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